さあ始まるぞ秋アニメ!
秋アニメの時期がやって参りました。ここで、アニメ関連会社で翻訳業務をしている私から、
2021年秋アニメのイチ押し作品を紹介したいと思います!
本ランキングは私の独断と偏見で選んだものであり、
①あらすじ、②キービジュアル(KV)、③PV、④キャラクター、⑤(あれば)原作情報、
から判断しております。
※なお、以下に挙げる2期/第2クール以降の作品は除いております。
・ルパン三世(6期)
・半妖の夜叉姫(2期)
・極主夫道(2期)
・86 -エイティシックス- (2期)
・ワールドトリガー(3期)
・無職転生(2期)
・異世界食堂(2期)
・やくならマグカップも(2期)
・結城友奈は勇者である(大満開の章)
なお、参考までに「2021年私的春アニメおすすめランキング」も載せておきますね。
それでは見ていきましょう!!
2021年秋アニメはどんなラインナップ?
こちら、私がインターン先で編集に携わっているアニメ関連メディア「Honey’s Anime」から出されている今期の秋アニメ一覧(Anime Chart)です!

注目作品としては、Key初のクロスオーバー作品『かぎなど』や、『ルパン三世 Part 6』でしょうか。犬夜叉世代にとっては『半妖の夜叉姫2期』も気になるところかもしれませんね。
それではランキングを見ていきましょう!
2021年秋アニメ、おすすめトップ10を6位まで発表!
10位 『Deep Insanity THE LOST CHILD』
ストーリーの特徴は「感染症と冒険」。
202X年、世界にある感染症が蔓延しだす。その名もランドルフ症候群。これに罹患した人間は目覚めることなく眠り続けてしまう。
それと同時に、世界中で人から「異形」の姿になる人の目撃例が報告され始める。その原因は、なんと南極に出現した巨大地下世界。人々は富と資源と感染症への対抗策を探しに、地下世界に足を踏み入れていく…。
この『ウォーキング・デッド』と『メイドインアビス』を組み合わせたような世界観に注目です。ランドルフ症候群と地下世界の冒険、この2つの世界観がどのように交差するのかワクワクします。
また、この『Deep Insanity』はアニメ単体としての作品ではなく、マンガ・アニメ・ゲームの3媒体が異なる時間軸で展開していくメディアミックス作品。マンガは9月25日に1・2巻同時発売されています。どんな作品になっていくのでしょうか…!?

9位 『王様ランキング』
マンガ原作の「全く先の見えない冒険譚」。
主人公ボッジは、王様ランキング7位のボッス王が統治する王国の第一王子。
しかしボッジは生まれつき体が弱く、聴力を失って誕生。そのため、”王様ランキング”の価値観に従うと、「強い王様」として君臨することは絶望的。
ある日、そんなボッジに初めての友達ができる。それはカゲ。カゲは異形の者だが、ボッジに寄り添い勇気を与え、彼を冒険に連れ出していく。
“王様ランキング”とは、王様たちの経済性(国の豊かさ)、統治力(従えている強者の数)、肉体的強さを総合的に評価したランキング。王様が王様としてどれぐらい強いかを可視化したものです。
期待ポイントは、全く先の見えない冒険の展開。幼い子供かつハンデを背負ったボッジは、どのように冒険に踏み出す決心をつけ、何が彼を待ち受けているのか。そもそも、なぜ冒険しなければならないのか…。こうした細かい機微がどのように描かれていくのか、楽しみですね。

8位 『テスラノート』
「ニコラ・テスラの頭脳を奪え!」
皆さん、ニコラ・テスラという偉人をご存知でしょうか?電気とエネルギ-に関する重大な事績を残した人物で、あの電話の発明者トーマス・エジソンとの対決(交流送電VS直流送電)でも知られています。このアニメでは、そのニコラ・テスラが遺したという「テスラノート」を巡ってスパイ戦が繰り広げられます。スパイ大好き!の私は、今から楽しみで仕方ない。ただ1点懸念がありまして…。
PV拝見したところ、映像がぬるぬる動くCG技術を用いて作画がされているようです。このCG技術、『四月一日さん家の』や『Ex-Arm』、あと『キングダム』第1話でも使われていますが、クオリティ次第で容易に作画崩壊に陥ってしまうのです。
『四月一日さん家の』はコメディという特性上、特に気にならなかったのですが、『Ex-Arm』『キングダム』はまだまだ技術の進歩途上というか、見ていて酔いそうになる。
せっかく独創的なストーリーを備えているので、どうかハイクオリティなCGで魅せてほしいです。

7位 『シキザクラ』
紅葉と桜のコントラスト!
人に憑依し、現世に現れようとするオニが現代人を脅かす世界で、オニを追い払うためには「ヨロイ」という古代秘術と最新技術が融合したパワードスーツが必要。
主人公の翔(かける)は、特別メンバーとして、このオニ祓いチームの一員として闘う。
世界を救う宿命の巫女である明神逢花を守りながら。
設定は違いますが、雰囲気は『東京レイヴンズ』に似た印象。こうした交差する異界、メカの乱舞、特別な少女——といった設定そのものはやり尽くされ感があるので、斬新さには劣るかもしれません。
しかし!!1度PVを見てほしい!桜と紅葉の、ピンクと緋色のコントラストは非常に色鮮やか。加えて逢花ちゃんめちゃかわいい。『シキザクラ』は映像美に超期待です。

6位 『サクガン』
Project ANIMA初の選出作品!
コロニーの外に広がるのは「ラビリンス」。その”迷宮”という意味が示す通り未開の危険地帯。
しかしコロニーの中で朽ちるのではなく、命を懸けて岩を削り(=削岩し)、「ラビリンス」を開拓する者たち—-人呼んで、「マーカー」。
主人公メメンプーはマーカーになりたい少女。マーカーをやめた父、ガガンバーと共に「ラビリンス」開拓の冒険へ!
Project ANIMAとは、「2020年代のアニメファンに捧げる新しいオリジナルアニメシリーズを創出する」ことを目的に始動したプロジェクト。DeNAやJ.C.STAFF(アニメ制作スタジオ)、エブリスタ(ネット小説プラットフォーム)などが名を連ねる大規模プロジェクトです。
この『サクガン』は、このProject ANIMA「SF・ロボットアニメ部門」にて選出された戌井猫太郎のSF小説『削岩ラビリンスマーカー』を原作としています。
キャラデザ・KV見ると分かりますが、主人公メメンプーは可憐な外見に似合わず非常に活動的な様子。むしろかつてマーカーだった父ガガンバーのほうが振り回されているような印象です。

5位から1位はこちら!
さあさあ、次は5位から1位を発表!乞うご期待!!
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